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映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を観て [映画]

岩崎夏海氏の原作は読んでいませんが、飛行機内のプログラムで本映画を見ました。
結論:映画評価は5点満点中2点です(普通が3点)。

岩崎夏海氏は秋元康氏に師事していたようで、Wikiによれば「2005年から2007年まで
AKB48のアシスタントプロデューサー」まで務めた人物とか。だからでしょう、この映画は
AKB48と非常に関係性が高い映画になっています。

★総合プロデュース:秋元康
★脚本:岩崎夏海 田中誠
☆監督:田中誠
★主題歌:AKB48「Everday、カチューシャ」
★挿入歌:前田敦子「Flower」
 出演 川島みなみ:前田敦子★
     北条文乃:峰岸みなみ★
     浅野慶一郎:瀬戸康史
     柏木次郎:池松壮亮
     宮田夕紀:川口春奈
     加地誠:大泉洋

※★がAKB48関連。

うーむ。。。
普通に作ったらもっと面白い作品になったかもしれないのですが、
この映画はなんだか、AKB48と結びつけたことがミスマッチになり、
マイナスに働いているように思いました。
いわゆる「大人の事情」を強く感じてしまい、素直に楽しめない、
そんな印象でしょうか。

特にマイナスが顕著なのは主題歌です。全く合っていないと思いました。
主題歌の「Everday、カチューシャ」は、「カチューシャをする女の子に
憧れる男の子の恋心を歌った歌」ですが、この映画にそもそもカチューシャ
女子は出てきませんし、そんな「女の子想いの男の子」も出てきません。
完全なスポ根ものであり、川島みなみの心境を歌ったというのも無理があります。
結局、「AKB48の最新の楽曲」という以上の動機が全く見えません。

したがって、「最後にこの曲が流れたこと」で、ろっく的にはこの映画の価値を
ゼロ評価したいくらいの気分になりました。。文字通り「台無し」という感想です。

また出演者についても、川島みなみを演じた「前田敦子」はそれほど演技がうまい
と思いませんでしたが、頑張っていたと思いますので百歩譲って「あり」だとしても、
北条文乃は「峰岸みなみ」である必要があったのでしょうか。
もちろん峰岸みなみも頑張っていたとは思いますが、彼女の魅力は元気な役でこそ
活きるはず。無理に峰岸で行く必要はなかったように思います。

ちなみに、岩崎氏は「もしドラ」の公式ホームページのインタビューで
主人公のモチーフが峰岸みなみであったことを明かしています。

 「主人公の女の子(川島みなみ)は峯岸みなみという子がモチーフになっています。
  彼女は非常に頭が良く感性の鋭い子ですが、なかなか行動力が伴わず、
  頭の中で将来を悪い方向に考えてしまい、その考えに捉われて身動きが
  取れなくなりがちな子。僕も子ども時代はそういう子だったので彼女には
  すごく共感できるんです。昔の自分を見ているようでね。」

そうした岩崎氏の意向がなんらか働いたのかもしれませんが、そういう裏事情が
透けて見えるくらいに、なぜ峰岸みなみがこの役なのか?と違和感を持ちました。

せっかく、
●ドラッカーの言葉は高校野球にさえも応用できる、
●ドラッカー
 「マネジメントに必要なものは真摯さ」「まず顧客の定義から」
 「わかりきった答えが正しいことはほとんどない」
 などをキーフレーズを使いながらドラマを進める
●マネージャーは単なるスタッフ・下働きではなく、ヘッドコーチ役とみなす、
●ノーバント、ノーボール作戦=イノベーション
などの発想はユニークでよいのに、残念ですねえ。。。

出演者の中では、瀬戸康史と川口春奈が輝いていたのが印象に残りました。
あと、大泉洋は安定感がありました。

ということで、内容以前に、「大人の事情」度はイヤラシイくらいアカラサマです。
それがために、皆、この映画を素直に応援できないように思います。
何度か感動するシーンもあったりそこそこ面白いのですが、どうも素直に
評価できない、そんな気分です。
興行収入は芳しくないそうですが、それもわかる気がします。

一言でいえば、「もったいない映画」と思いました。
結論の評価2点は、内容は3点のところ、「大人の事情」の厭らしさで
マイナス1点しました。

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※もしドラ公式ページ
  http://moshidora.jp/
 映画もしドラ公式ページ
  http://www.moshidora-movie.jp/index.html





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映画「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」を観て ~期待を外さない感動作でした [映画]

映画「書道ガールズ!!わたしたちの甲子園」を観ました。
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ところで本題に入る前に。静岡浜名湖を舞台にした「書道(ハート)ガールズ 青い青い空」
という映画があるそうです。なんでも、あちらは3年前から製作されていたもので、向こうが
先の作品だとか。だからわざわざ「!!」や、「わたしたちの甲子園」という副題をつけて配慮
した形なのでしょうね・・・、分かりにくい。

閑話休題。

公開日5月15日ごろ、日本テレビで盛んに宣伝をしていてずっと気になっていた映画でした。
今更ではありますが、今回縁あって観ることができました。

その番宣によると、2008年7月28日の「ズームイン!!SUPER」にてドキュメンタリーとして
取り上げたことがきっかけで、女子高生の書道パフォーマンスが世の中に伝播したとか。
(だから「書道ガールズ!!」の「!!」なんですね)
音楽に乗って半紙に書くところなどは、どことなく、ユキンコアキラさんのよう。
http://iishigoto.blog.so-net.ne.jp/2006-10-07)なかなかユニークですね。
最近ろっくは、朝は「ズームイン!!」をよく観ていますが、このパフォーマンスは知りません
でした。今度は本物を観てみたいですね。
(つまり日テレ的には、映画、ズームイン、本物の書道パフォーマンスの宣伝にも繋がるという、
 一粒で何度も美味しい感じなのでしょうかね;笑)




(ネタバレ)




●話の筋は青春モノにありがちな流れですが、やっぱりきますね、感動が。
 時々、泣かせよう泣かせようという予定調和であまりにも迫ってくるため、
 かえって泣けないシーンもありましたが、それでも、何度か来ました。
 期待を外さないまさに「感動作品」でした。

●5人の主演女優と、先生役の金子さんは頑張っていたと思います。
書道のパフォーマンスも一切の吹き替えなしで演じていたそうで、確かに、
 迫力がありました。特に、成海璃子・桜庭ななみ・高畑充希が印象的でした。
 成海璃子はやや固い印象がありましたが(役柄もあるでしょうが)。
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●「つまんないと思って書いていると、見る人もつまらない」
 「あきらめるな。Never give up」
 など印象に残る台詞がありました。

●アンジェラ・アキの『手紙 〜拝啓 十五の君へ〜』は大変良い音楽ですね。
 映画に彩りをしっかりと添えてくれていました。
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●ただ正直言えば映画館で観なくても、という感覚は持ちました。
 映画館で見せるには、折角であれば最後の「大会」シーンも、もっと近い
 カメラアングルで撮るなど、さらに迫力を持たせる工夫もできたように思います。

●特に気になったのは、冒頭の退部希望者を副部長篠森が止めるシーン。
 あれは無用に長かったように思います。
 あのシーンで何を伝えたかったのか分かりませんが、それよりも、もっと描いて
 ほしかったシーンが多くありました。
 例えば、教師池澤の心変わり、早川の父の心変わりの変遷とか、美央が
 加わっての練習シーンとか。
 この辺を丁寧に描いた方が映画としての完成度は高くなったように思います。
 (もっと心に迫るものがあったでしょう)

全体の点数としては、5点満点中3.5点(4点に近いもの)でしょうか。


■ストーリー
 紙の生産高日本一を誇る愛媛県四国中央市では、不況が原因で町の商店街は
 閑散としていた。四国中央高校の書道部部長・里子(成海璃子)は、ある日音楽
 に合わせ大きな半紙に文字を書く臨時顧問・池澤(金子ノブアキ)の姿を目にする。
 その様子に衝撃を受けた里子たちは、町を活気付けようと「書道パフォーマンス
 甲子園」を開催することを思いつく。

■キャスト
 早川里子: 成海璃子
 篠森香奈: 桜庭ななみ
 岡崎美央: 山下リオ
 好永清美: 高畑充希
 山本小春: 小島藤子
 池澤宏人:金子ノブアキ


※書道ガールズ!! わたしたちの甲子園 公式サイト
  http://wwws.warnerbros.co.jp/shodo-girls/
※書道(ハート)ガールズ 青い青い空 公式サイト
  http://www.hamazo.tv/_t41

※ユキンコアキラ
  http://f27.aaa.livedoor.jp/~painterg/



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映画「AVATAR(アバター)」を観て ~宮崎アニメを超える大人向け冒険活劇! [映画]

最近書いていなかったので、2010年初記入です(笑)。
久しぶりに、あえて書きたくなるくらいの衝撃でした「AVATAR」。

一言でいえば、宮崎アニメでろっくが一番気に入っている「天空の城ラピュタ」を
初めて観たときのようなそんな衝撃を受けました。
はっきり言えば、「宮崎アニメ」を超えるような
大人向け冒険活劇の良作だと感じました。
宮崎アニメ(ラピュタ・ナウシカ)好きの方にオススメだと思います。









(ネタばれ改行)







なぜそう感じたのか。自分なりに考えると・・

★「冒険もの」としてよくできたストーリー

 かつて宮崎監督がラピュタを「血湧き肉躍る冒険を描きたかった」
 と話されていましたが、ろっくは「AVATAR」にも同様の感覚を持ちました。
 160分にもかかわらず飽きさせず、観客を冒険に誘ってくれました。
 ストーリー自体は新規軸というよりは、いろいろな作品の良い
 ところをもってきた感じでしたが、よかったです。

★これまではアニメでしか表現できなかった世界が見事に現実化!

 ジェームズ・キャメロン監督は95年に脚本を書いたものの技術進歩を
 待っていたそうです。
 さもありなん、な、見事なリアリティでした。
 特に、「パンドラ」の景色の美しさは、宮崎アニメの真骨頂である森の風景と
 重なりました。

★空を飛ぶシーン!
 
 宮崎アニメの特徴の一つ、「空を飛ぶ」シーンの楽しさも、効果的に
 描かれていました。


その他思うところとして・・・

★3Dについて

 ろっくは、「3D」は、マーケティング的に「本格3D映画を観てみよう!」
 と、観客動員につながった点で、興業面でメリットが
 あったものの、作品内容としては必ずしも重要ではなかったと思います。
 画面も若干暗くなりますし。
 ただ、3Dのメリットを明確に感じたのは、パンドラの美しくも
 幻想的な雰囲気を、よりリアリティを持って感じられた点ですね。

 また一方で、3Dと言っても、「ことさら強調する絵作りになっていない」
 ことには好感が持てました。
 ディズニーランドの「ミクロワールド」などのような「3Dを強調した映像」
 だと短時間でも見ていて疲れますが、今回は疲れるずに楽しめました。

 ちなみに、パンフレット(600円)によると、
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 ジェームズ・キャメロン監督は、3Dについてとても熱く語っていて、

 最初は、長編映画でいきなり使って失敗すると怖いので、
 まず小作品で試そうと考えていたが、
 パートナーに諭され、
 「僕にとって最大かつ最高の映画を3Dで撮った」とし、
 「もう3D以外の映画を作ることに興味はない」とまで宣言しているようです。

★テーマについて

 とても難しく、かつ普遍的なテーマだったと思います。
 それが「大人の冒険活劇たらしめているところ」だと思います。

  ・生きるもの(惑星も含む)の生命の大切さ
  ・エゴや自己防衛の考えと、他人の気持ちを思いやることのバランス
  ・先住民と後から乗り込む者との関係(共生か侵略か)
  ・上司の命令と、自己の感情との葛藤
  ・人の成長の物語

 考えすぎかもしれませんが、金融危機を引き起こした証券マン
 と暴走した「軍」を同一視してたろっくでした。

いずれにしても、「AVATAR」、いろいろな意味でエポックメイキングで
大いに楽しめました。ちょっと甘めですが、「5点満点の5点」とします。

公式ホームページのニュースによると、
 「先日発表された第82回アカデミー賞で作品賞、監督賞含め
  最多の計9部門にノミネートされた本作が、早くも日本での
  観客動員が650万人を超え、日本興行収入100億円を突破
  (2/10現在)
  また興行収入ランキングでは7週連続1位という快挙も達成し、
  その勢いはさらに加速度を増しています。
  同じジェームズ・キャメロン監督の歴史的大ヒット作『タイタニック』
  が日本興行収入100億円到達にかかった日数は82日で、それを
  大幅に上回る50日間での達成となり、“永久に破られることはない”
  と言われてきた、日本興行界における『タイタニック』の洋画歴代1位
  の記録(262億円)の更新がいよいよ現実のものとなってきた」

とのこと。担当者の嬉しさが滲み出る記事ですが(笑)それも頷けます。

本作品の勢いはまだしばらく続きそうですね!

※公式ホームページ
   http://movies.foxjapan.com/avatar/
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映画「レッドクリフⅡ」を観て ~ろっくとジョンウーの想い入れの差異 [映画]

前作「レッドクリフⅠ」は劇場で見て面白かったのですが、
http://iishigoto.blog.so-net.ne.jp/2008-11-17
「Ⅱ」は評判等から劇場で見るのを避けていたので、DVDで
やっと見ました。

結果は、★2つでしょうか(5点満点中)。

赤壁の戦いは、日本でもいくつも漫画化されました。
ろっくも「三国志演義」をベースにした漫画を何冊か読んで
いたので、想い入れが強かった分だけ、本作がちょっと薄い
内容に感じました。
一番物足りなさを感じたのはシナリオの弱さですね。
 ・10万本の矢を集めるシーン
 ・風が変わるシーン
 ・火計のシーン
 ・苦肉の計のシーン
 ・最後のシーン
などは、もっと面白く見せられそうだなあ、少なくとも
漫画の方が面白かったなあ、などと余計なことを
つい思ってしまいました。
あと小喬を過剰に活躍させすぎな気がしました。
ジョン・ウーのオリジナルだと思いますが、
このあたりもろっくの感性と合わなかったので
評価を下げました。

ただ最後にフォローしますと、この赤壁の戦いを
映像化したことは驚嘆に値すると思います。
また、劇場の大画面で見れば映像の迫力から、
おそらく評価はもう少し上がっただろうと思います。

ということで、「三国志演義」の内容をあまり知らない
方にこそおススメかな、と思いました。



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「レッドクリフ」観ました、歴史モノでもここまで面白い! [映画]

ジョン・ウー監督のレッドクリフ PART Ⅰ 、観ました。
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本作は、中・日・台・韓の合作だそうです。
製作費は100億円(撮り直しのためジョン・ウー監督の
私財10億円含む)の大作だけに、リスク分散のため、
三国志が一定の認知を得ているアジア4国での合作
としたのでしょう。

それ故、俳優陣も国際色豊か。日本から中村獅童も
参加しています。
また、金城武が孔明を演じたのも、日本でも人気が高く、
中国語ネイティブな男優と考えると得心します。
もちろん(!)カッコよいですし。
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さて、映画は、三国志最大のイベント「赤壁の戦い」を
トニーレオン、金城武、チャンチェンら好男子達という
味付け、
色男には色女ということで、「少林サッカー」以来
久々に観たヴィッキー・チャオや、絶世の美女「小喬」
を演じる台湾トップモデルのリン・チーリンなどの美、
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そして、ジョン・ウー監督のユーモアも交えた演出、
得意の鳩!などで、血なまぐさくなりすぎることなく、
楽しく観せてくれます。
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また中国の「集団戦法」を映像で初めて観ました。
以前、同じような歴史モノとして、ジェットリー主演
『HERO』も観ましたが、そこではあまり描かれ
なかった内容がこの作品にはありました。
中学で日本史を学んだ際、「元寇のとき武士は
これに苦しめられた」と聞きましたが、これを
観たのは興味深かったです。

それにしても、三国志は180-280年頃のもの。
日本では卑弥呼が現れる少し前の時代だと思うと、
その記録がここまで残っていることに、今更ながら
感激を覚えました。

周瑜と小喬のラブシーンのしつこさや、曹操の小喬
への想いが異常に強いことなどはちょっと・・と思い
ましたが、これらもⅡに向けたジョン・ウー監督の
演出なのでしょう。
Part Ⅱはいよいよ孔明の知略が大画面にて映像化
されるはず。とても楽しみです。

PartⅠは、Ⅱへの期待もこめて、
★★★★(星5つが満点)。

ちなみに、中国では『タイタニック』の4400万ドルを
上回って歴代最高興行収入を達成済みだそうで、
日本でもエイベックスは興行収入50億円ラインを
期待しているそうです。




※レッドクリフ
  http://redcliff.jp/index.html


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